Lexicon Alexの簡易メンテ



何人かのオーナー経て我が家に Lexicon Alex がやってきた。
梱包を開けてみるとすごいタバコ臭・・・。(^^;状態で動作確認、思った通り接点という接点がが全て不良になっていた。
幸いなことに、リバーブ機能はしっかり生きていました。
簡易メンテ開始!




まずは、+ドライバを使って全てのネジを外し、基盤を剥き出しにする。
取り外したケース、つまみ、前面パネル、ビス等は中性洗剤の入れたお湯につけて、やわらかいスポンジを使って洗浄
タバコが落ちて透明な水が薄茶色に。思ったより酷くなくてよかった。
すっかりタバコ匂いが取れて、新品のような香りになりました。




次に基盤の洗浄
可変抵抗器の横にある穴に洗浄スプレー(復活剤が入っていないもの)のノズルを突っ込んで洗浄。洗浄は汚れを洗い流す感じで行なう。
洗浄が終わったら洗浄剤が完全に蒸発するのも待ち、極々少量の接点オイルをスプレー(薄い油膜ができればいいから、ホントに少量塗る感じで)




フェーダー式可変抵抗の場合、洗浄後に綿棒で接点オイルを薄く塗ることができますが、
カシメになっていて中が開けられないようなボリューム可変抵抗器は洗浄後に接点オイルが塗れないので、
本当に極々少量をスプレーしますが、これの加減が難しい。
接点オイルをスプレーしすぎると中がオイル浸しになってしまい逆に接点不良になってしまう。
もしやってしまったら、もう一回洗浄のやり直し。
本来だったら交換するのがベスト




フォン端子も洗浄剤で汚れを洗い流し、接点オイルを綿棒などで塗る。



ガリや接点不良、タバコ臭も完全に取れて、素晴らしいコンディションになりました!
これから大活躍するでしょう。


お決まりですが、このページの方法は正規のメンテナンス方法ではありませんので真似しないで下さい。
箱を開けた時点でメーカー修理が受けられなくなります。
自己責任でやってください。