アコーディオン修復記
今度はアコーディオンの修復に挑戦。
情報によると1932年頃のイタリア製。
ミニ鍵盤なのにベースが111bassと多く実用できそうなタイプ
世界でも類を見ないスペック。軽量かつ実用的かつレトロ(本当に古い)な感じにメロメロ
同じイタリア製のGiuliettiさんと並べてみました。
しかし・・・
実際に手にして状態を確認できないインターネットの情報にはリスクは付き物です。
ケースを開けたとたん、ものすごいカビの香りが部屋中を覆い尽くす!
「ぶわ〜〜〜〜!く・くさい!」
ある程度は覚悟をしていたのですが、素人目にも分かるほどの状態の悪さです。(TT)
アコーディオンを修理した経験がないことの不安も手伝って血の気が引く思いがしました。
泣きそうな気持ちを抑え冷静になってインターネットで情報を集め開始。
が・・・
これがまた日本にはアコーディオンを修理するための情報が無いこと無いこと!
いやほんと、修理する時に実際に必要となるパーツや使えそうな素材など
日本のサイト内では修復に希望が持てるような情報が出てきません。
普段から身近にアコーディオンに接している私ですが、この時ばかりは門の狭さに驚愕を覚えました。(^^;)
(アコーディオンの仕組みについては、少数ですが分かりやすく説明してくれているサイトはありますね。いつも楽しく拝見しています)
しょうがないので、海外のサイトを参考にしようと色々研究。
フランス:accordeon
ドイツ :akkordeon
アメリカ:accordion
ロシア :аккордеон
イタリア:fisarmonica
中国 :手風琴
おお、なるほど、こう呼ばれているのか。
色々調べていると、世界にはアコーディオンの製造メーカーがびっくりするほどある事に気が付く。
せっかくなのでアコーディオンメーカーへのリンクと楽器画像を併せてデーターベース化していった。
すごい量だ・・・こんなにあるとは(^^;軽く350メーカーを超えています。
検索を進めるうちに修理パーツや工具、修理の様子などもボチボチヒットするようになってきました。
どうやら、技術的には今までの楽器修理のノウハウで大丈夫そうです。
(私はシンセやエレピの修理経験はありました。)
そんな中、イタリア在住の素敵なご婦人のホームページを発見!
Doll e teddy's Album by Naoko Fortunato
一家で演奏活動をされているようで、ストリートオルガンとアコーディオンの音色にメロメロ
モントーバンの火を聴いた時は1週間は幸せな気持ちになりました。す・すばらしい!なんて楽しい音なんだ!
はあはあ。
は、話は反れましたが、その方はアコーディオン修復も楽しまれていまして、
そちらの修復記にはアコーディオン修理に必要なとても大切な事が沢山公開されていました。
そのおかげで随分救われています。本当にありがとう(TT)
こんな感じではじまったアコーディオン修復記・・・さてどうなることやら
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